300基のランタン夜空彩る コロナ終息の願いも込めて
2020年10月05日 のニュース

LED電球を入れた風船に和紙をかぶせた「スカイランタン」を浮かべるイベントが4日夜、京都府福知山市猪崎、三段池公園大はらっぱ広場周辺で開かれた。たくさんのスカイランタンがゆっくりと上がり、夜空を彩った。
イベントは、福知山商工会議所青年部(足立崇会長)が昨年の「ドッコイセこども大会」で、催しの一つとして初めて企画。今年も大会で実施する予定だったが、新型コロナウイルス感染防止で、大会自体が中止となったため、単独の行事として催した。
用意したランタンは300基。午後6時30分すぎ、訪れた家族連れら約500人がランタンにつないだ糸を持って待機し、合図とともに一斉に空に上げた。
ランタンが10~20メートルの高さまで上がると、参加者は「すごくきれい」と空を見上げ、スマートフォンなどでその様子を撮影していた。
家族と参加していた修斉小学校6年、辻本光佑君は「新型コロナウイルスが終息するよう願いを込めて上げました。高く上がって良かったです」と話していた。
写真=夜空に上がるスカイランタン