IH卓球京都府予選の代替大会で成美3年大槻愛花さんが優勝
2020年08月23日 のニュース

インターハイ京都府予選の代替大会「京都府高校卓球選手権大会」が、福知山市猪崎の三段池公園総合体育館で18、19両日に開かれた。男女別のシングルスで、市内の4校を含め、男子468人、女子201人がエントリーし、トーナメント戦で競った。女子では、福知山成美3年の大槻愛花さんが優勝した。
新型コロナウイルスの影響で、インターハイがなくなり、府予選や近畿大会も中止になった。このような状況のなか、東山高校卓球部の宮木操監督が「せめて3年生に試合の機会を」と、府高校体育連盟卓球専門部の役員会で提案した。
ほかのメンバーも賛同し、開催が決定。最終的には1、2年生も参加できるようにした。原則は無観客とし、健康チェックシートの提出を義務付け、握手なしで、試合後には卓球台をペーパータオルで拭くなど、感染防止対策をして実施した。
またカメラを各コート奥に設置し、全試合をネットで生配信するなど、子どもたちの雄姿が見られない保護者らへの配慮も。保護者や関係者らが、ネットを通して試合を見守った。
初日は男子シングルスの5回戦まで行われ、ベスト32が出そろった。
2日目の19日には、この続きと女子シングルスがあり、男子は東山2年の星優真君、女子は成美3年の大槻さんが優勝。このほか福知山勢では、成美1年の今岡未貴さんがベスト8に入った。
写真=熱戦の様子は各コートのカメラを通してネット配信された