禁煙・増税・量販店…厳しい、たばこの小売 福知山と宮津が合併で組合維持

2020年07月30日 のニュース

 福知山たばこ商業協同組合(吉見光則理事長)は29日、京都府福知山市駅前町の駅前公民館で宮津組合(茂籠好彦理事長)との合併に向け、契約書の調印式を開いた。組合員数、売上高の増加見込みは低く、組合存続のための基盤強化を図るのが目的という。

 福知山組合は1950年2月に発足。福知山、綾部両市の小規模販売店で組織していて、未成年者の喫煙防止や美化活動、喫煙場所の確保、たばこ税増税反対運動、たばこ業界の情報提供などをしてきた。

 取り巻く環境は厳しく、チェーン系小売業や量販店の台頭が顕著になり、小規模小売業は衰退傾向になった。さらに喫煙規制の強化、タスポによる自販機利用者の減少、たばこ税増税などが売り上げに響き、廃業による組合員の減少を招いている。

 2009年時点で174人だった福知山の組合員数は、現在65人。宮津の組合も同じような状況で、現在は46人となっている。府内に組合の無い空白地域を作らず、今後も存続していくために、基盤強化のための合併が必要と判断した。

 正式な合併時期は、来年6月をめざしていて、合併後は福知山組合を本部とし、福知山支部と宮津支部、もとからあった綾部支部を置く3支部制を検討。19年に解散した舞鶴組合のエリアもカバーする。

 契約書の調印式には、吉見理事長と茂籠理事長、両組合の理事のほか、立会人の関西たばこ商業協同組合の室肇会長、大西勉副会長も含め計11人が出席。両理事長が合併契約書に署名、押印した。

 吉見理事長は「環境が厳しくなる中で、組合員を守るためにも合併の道を選びました。今後はエリアが広範囲になりますが、しっかり活動を進めていきたい」と話していた。
 
 
写真=契約書に署名、押印する吉見理事長(左)と茂籠理事長

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