廃校の活用法、民間事業者と対話で探る 市がサウンディング型調査
2020年05月19日 のニュース
福知山市は、他校との統合で廃校となっている旧佐賀小学校(私市)と旧川合小学校(三和町上川合)の活用方法について、民間事業者から広く意見や提案を求める「サウンディング型市場調査」を実施する。6月12日まで調査への参加を受け付けている。
調査の方法は、協力してもらえる民間事業者などから、個別対話で事業構想やアイデア、意見を聞く。調査の内容は施設の活用範囲・利活用方法▽事業内容▽事業実施条件▽周辺地域との連携、地域への貢献の考え方▽取り組みにあたっての課題▽その他、事業全般に関する意見など。調査への参加に要する費用は提案者の負担となる。市による費用の徴収、対価の支払いはない。
旧佐賀小は今年3月に閉校となった。1万4330平方メートルの敷地に管理棟、特別教室棟、体育館などがある。
旧川合小は2015年3月に閉校。敷地面積は1万3182平方メートルで、管理棟や体育館、運動場などがあり、このほか別の場所に教員社宅も設けられている。
申込方法は市のホームページに掲載しているエントリーシートに必要事項を記入して、市財務部資産活用課、電話(24)7038まで。
サウンディング実施日は6月15日~同26日の間で参加事業者と調整した日に1時間程度行う。8月ごろに調査結果の公表をする。参加事業者を対象にした説明会は、新型コロナウイルス感染症の影響で、今回は実施しない。
調査についての問い合わせも同課まで。
写真(上)=今年3月で閉校となった旧佐賀小
写真(下)=15年3月に閉校となった旧川合小