中丹西保健所でPCR検査開始 府北部の検査拠点

2020年05月18日 のニュース

 京都府は、福知山市篠尾新町の中丹西保健所を新型コロナウイルスの「府北部のPCR検査拠点」として位置付け、18日から運用を開始した。同日午前からさっそく検査を始め、一日最大20件台をめどに対応していく。

 府内全体でのPCR検査件数を増やすこと、府北部で発生した事案に迅速に対応することが目的。中丹西、中丹東、丹後保健所管内を対象に、医療機関や各保健所などで採取された検体を検査する。

 事前に研修を受けた中丹西職員が、厳重に管理された検査室で、府保健環境研究所の技術的サポートを受けながら実施。検査の可能限度を超えた場合は、京都市内の同研究所にまわす。

 同研究所の田村智次長は「新型コロナは現在、落ち着いてはいますが、検査できない府民の不安を解消するため、府北部に拠点をつくりました。今後もさらに態勢を強化したい」と話している。

写真=府保健環境研究所でのPCR検査(同研究所提供)

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