旧佐賀小で菓子製造販売、イートインも 足立音衛門

2021年02月18日 のニュース

 菓子製造小売業、足立音衛門(足立史郎社長)=福知山市内記一丁目=は、昨年3月末に閉校した佐賀小学校=私市=の土地と建物を購入し、本社機能を移転する計画を立てている。各種工房と事務所のほか、菓子の販売所、イートインブースも設ける予定。住民らにも一部開放し、「地域と人の心を豊かにする場所にしたい」という。

市の活用事業の優先交渉権者に

 閉校した小中学校の跡地活用に取り組む市は、コミュニティー活動や地域活性化に配慮しつつ、にぎわいを創出する施設として活用できる事業者を募集。事業者からの企画書を審査し、選定する公募型プロポーザル方式を採用し、1月4日~20日に参加表明を受け付けた。

 参加したのは、足立音衛門の1社のみで、福知山公立大学准教授ら外部有識者が審査。その結果、周辺環境との調和や提案内容の実現性、地域住民の優先度などの項目で高い評価を得て、優先交渉権者として選定することが決まった。

 敷地面積は1万9542平方メートルで、管理・普通教室棟といった2階建ての3棟、体育館、運動場がある。棟内には店舗スペース、イートインブースを設置。和菓子や洋菓子、チョコレート、ジェラートの各工房も設け、ガラス張りにすることで、製造過程を見学できるようにする。

 また運動場にはあずまやを作り、弁当などを持ち寄って食事を楽しめる。地域イベント実施のほか、スポーツ団体、消防団なども利用可能。プールは駐車場に、体育館は商品の保管と発送拠点にする計画がある。

 総事業費は3億5千万円の見込み。今後は、近く基本協定と土地、建物の売買仮契約を結び、市が市議会3月定例会で提案。可決されれば、4月以降に物件を引き渡し、改修工事などを始める。10月ごろには、オープンさせる予定という。

 営業部長の土田和典さん(39)は「製造能力の強化を図るとともに、閉校した学校を活用することで、地域貢献につながるのではと、今回の計画を進めてきました。内記一丁目の店舗はなくなりませんので、ぜひご利用を」と話している。

写真=足立音衛門が本社移転の計画を進める旧佐賀小学校

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