感染防止にビデオメッセージで式辞 さとうグループ、2日に分けて入社式

2020年04月02日 のニュース

 京都府、兵庫県、大阪府、福井県に事業展開する総合小売業、さとう(佐藤総二郎社長、本部・福知山市東野町)グループは1、2両日、東堀のさとうエクスパートセンターで、入社式をした。新型コロナウイルスの感染予防で、新卒者25人と中途採用者31人の2回に分けて実施。合わせて56人がマスク姿で出席し、気を引き締めた。

 新型コロナ対策として、多人数の集会を避けるため、式を2日に分けたほか、グループ役員と幹部は原則出席せず、最小限の人数にして、全員マスクを着用。席の間隔も1メートル以上にして行った。

 新卒者対象の1日の入社式では、事前に撮影した佐藤社長の式辞をビデオメッセージで流した。新型コロナの問題で、入社式が縮小されたこと、式辞を会場で話せなかったことなどに触れ、「大変残念ですが、現実を受け入れ、いまは社員全員の力を合わせ、乗り越えていけるよう希望をもって進んでいきたい」と伝えた。

 また「人を愛すること、尊重することが小売業に携わる者にとって、最も大切な基本」とし、「そのような基本精神を共通のものとして、グループ全員で力を合わせ、社会に貢献していきましょう」と呼びかけた。

 このあと人事・総務本部長の衣川千晴さんが、新入社員代表の高橋有乃さん(18)と西村健也さん(22)に辞令書を手渡した。

 さとうは寛文6年(1666年)創業。ショッピングセンターやスーパー、ホームセンター、レストランなど多角的に展開し、2019年2月現在で従業員数5746人。連結売上高は同928億円。
 

 
写真=入社式に臨む新入社員

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