冠水センサー付きの車止めを共同開発 福知山城前で実証実験

2020年03月30日 のニュース

 エクステリアメーカーなど企業3社が冠水センサー付きの車止めを共同開発し、京都府福知山市蛇ケ端の市道で実証実験を始めた。市も実験に協力しており、「迅速な冠水状況の把握、また住民の避難基準としても活用できる可能性があり、有用性が確認できれば、本格導入も検討したい」と期待している。

 地球温暖化の影響で、大型台風や局地的豪雨による水害が頻発している。こうした中、街中に多数設けられている車止めで、広域の冠水状況を早期に把握できれば住民の安心安全につながると考え、車止めなどの製造・販売業の株式会社サンポール(本社・広島市)、ユアサ商事株式会社(同・東京都)、応用地質株式会社(同)の3社が、冠水センサー付き車止めを開発することにした。

 太陽光で電力を確保し、道路の冠水を感知して、市などに一斉メールが配信されるようになっており、非常時には車止めの赤いランプが点灯。リアルタイムで冠水状況が分かり、安全な避難につながるほか、通行止めの判断基準にもなるという。

 設置されたのは、2014年の8月豪雨と18年の7月豪雨などで冠水した福知山城の下、にぎわい創出施設ゆらのガーデン前の市道。今月17日に1基を設置し、来年3月末までの1年間で、冠水検知時に正しく情報を通知できるか-などを検証することにしている。
 
 
写真=実証実験で設置された冠水センサー付き車止め

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