市長選控え278人の小規模 福知山市人事異動

2020年03月30日 のニュース

 福知山市は、4月1日付で人事異動を発令する。6月に市長選挙を控えて、直近5年では最小規模の278人(前年444人)にとどめながら、効果的な職員配置の見直しを進める-としている。今年度末の退職は部長級6人を含む80人、対して新規採用は医療職を増やすことを主な要因に101人。職員総数は1431人(男性741人、女性690人)で、前年同期より12人増える。

■危機管理室で消防士を監督職に■


 災害など非常時対応の中核となる危機管理室を充実させる。消防部局との連携強化を図るため、監督職(課長補佐級)に消防士1人を登用する。さらに危機管理室在籍経験がある4人を兼務職員として平常時体制に組み込み、人員は現行の8人から12人になる。

 このほか、ICT利活用やスマートシティ実現に向けて情報推進課の2係を「情報管理係」と「ICT推進係」に再編▽教育総務課に市立学校の統廃合・跡地整理に特化した学校統合整理係を新設▽農林業振興課の1係を、稼げる農業やスマート農業などの支援施策を担う「農業経営係」と、農地集積や維持管理の施策を担う「農業維持係」に分割-などの組織改編を行う。

 また、総務課、建築課など6課で各2人いる課長ポストを1人にして意思決定をスピードアップさせるとともに、空いた人員を直接市民と接する一般職に振り替えて市民サービスの向上を図る。

 市民病院は、副院長を1人増やして2人に。救急外来患者の緊急手術件数の増加に対応するため、現行の「救急外来」と「手術室」を「救急・中央治療室」に統合する。看護師を含む医療職は、前年同期より10人増の657人になる。

 次長級以上の異動と全退職者、部長級昇格・採用者の略歴は次の通り。課長級から一般職までの異動と部長級以外の新規採用者は31日付で掲載する予定。

Tweet
京都北都信用金庫
大嶋カーサービス

 

「きょうで満一歳」お申し込み

24時間アクセスランキング

著作権について

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。