光秀ゆかりの福知山で「キリン」と名の付く植物が注目
2020年03月08日 のニュース
京都府福知山市猪崎、三段池公園内にある市植物園で、キリンと名の付く植物が展示されている。福知山城を築いた戦国武将・明智光秀を主人公にした大河ドラマ「麒麟がくる」の放送を機に、話題となっていて、来園者たちの注目を集めている。
サボテン温室にある「ハナキリン(花麒麟)」と「キリンカク(麒麟角)」。どちらもトウダイグサ科で、ハナキリンは、1994年の開園当初からある。
ハナキリンはマダガスカル原産。茎が多肉で、とげが密生している。園には地植えが3株あり、高さが3メートルを超えるものも。現在、赤と白の花が咲いている。
キリンカクはインド原産の多肉植物で、ハナキリンと同様にとげがたくさんある。園では地植えが1本あり、高さ約1・5メートルに成長している。
両方とも鉢植えもあり、育てやすいという。
■多肉植物展で10品種展示■
園では「麒麟がくる」の放送を記念して、20日から開く多肉植物展で、キリンと名の付く約10品種を並べる。4月12日まで。入園有料。水曜休園。
写真上=赤と白の花が咲くハナキリン
写真下=たくさんの葉を付けるキリンカク