虫から栄養 三段池の食虫植物展に75種
2024年07月17日 のニュース
京都府福知山市猪崎の三段池ラビハウス植物園(芦田修司園長)で、食虫植物展が開かれている。さまざまな仕掛けで虫を捕らえる草花たちが並び、解説文を読みながらじっくり観察できる。8月31日まで。
変化させた葉などで、昆虫や小動物を捕まえ、消化吸収して栄養にするのが食虫植物。岩場、湿地帯などに生息し、不足する栄養分を、捕食することで補っている。
つぼ型に変形した葉の先に水をため、獲物を溺れさせる「ウツボカズラ」、口のように開いた2枚の葉を素早く閉じ、獲物を捕まえる「ハエトリソウ」など、75種類の約350点が補虫方法別に並ぶ。
開園時間は午前9時~午後5時。大人330円、4歳から中学生まで160円。水曜休園。
28日には「夏休み親子で楽しむ食虫植物教室」を開く。虫を捕らえる仕組み、育て方などを、みんなで学ぶ。
写真(クリックで拡大)=興味深そうに観察する来館者