北海道、沖縄からも 公立大オープンキャンパス
2024年07月16日 のニュース
京都府福知山市西小谷ケ丘の福知山公立大学(川添信介学長)は14日、オープンキャンパスを開いた。高校生ら約530人が訪れ、在学生から大学の特色や、地域課題の解決に向けて取り組む研究活動について聞いた。
参加者は関西圏を中心に北海道や青森、沖縄など遠くからも来校。教員から地域経営、情報の各学部について聞いたほか、在学生約70人が運営スタッフとなり、校内を回るキャンパスツアーで高校生たちを案内した。
また、今回初めて在学生がゼミの研究活動をポスターにまとめて紹介するコーナーを設置。綾部高校農業科の生徒らと連携した酒づくりプロジェクトや道案内ができる対話ロボットの実証実験など、各ゼミ生がそれぞれの研究内容を分かりやすく説明した。
学校活動以外にも高校生から「どんなアルバイトをしていますか」「仕送りは何をもらったらうれしいか」といった質問も飛び交い、気さくに答えながら会話に花を咲かせていた。
このほか、人工知能や地域再生などをテーマにした模擬講義もあった。
島根県から参加した高校3年の女子生徒は「方言の話で盛り上がりました。親しみやすく色んな人がいて楽しそう」と話していた。
写真(クリックで拡大)=ゼミの活動を紹介する公立大生