【速報】福知山市民病院職員が新型コロナ感染 大阪のライブハウス参加
2020年03月07日 のニュース
京都府福知山市の市立福知山市民病院に勤務する40歳代の女性(綾部市在住)が、新型コロナウイルスに感染していることが7日に分かった。同日午後8時30分から市役所で市長と病院長が会見を開いている。病院は当面、救急・外来の診療を中止する。
女性は2月15日に大阪市の大阪京橋ライブハウスArc、同月16日と24日にはSoap opera classics Umedaのライブに友人と2人で参加。27日から声が出にくく、のどに痛みを感じていた。
3月5日に京都府帰国者・接触者相談センターに相談し、7日に保健所で検体採取。夕方に陽性が判明した。
病院での職務は介護職。自家用車で通勤し、マスクを常時着用していたという。現在、同病院の感染症病床で治療を受けている。肺炎の症状が見られるが、咳が出る程度だという。
現在は両親との3人暮らし。ほか、濃厚接触者は入院患者が延べ122人、看護スタッフが35人など院内で165人。PCR検査を始めており、3日程度で終えたい考え。
病院は職場の6階南病棟を閉鎖した。また、入院受け入れを停止。救急・外来診療と人間ドックを休診する。閉鎖期間は17日までを見込む。ただし、新型コロナ感染症患者の受け入れ病院としての機能は、閉鎖期間中も継続する。また透析、がん化学療法についても、感染管理に努めたうえで実施していく。