きれいな花咲く毛原に 棚田の里で子どもたちが植樹

2020年02月13日 のニュース

 福知山緑化推進委員会(委員長・大橋一夫市長)はこのほど、京都府福知山市大江町毛原で第45回福知山地方植樹祭を開いた。今年は毛原の棚田広場の完成を記念して、地元の人たちとエドヒガンザクラ、ドウダンツツジ、カンツバキの苗木を植えた。

 委員会では地域緑化の推進を図り、森林の働きを広く啓発することなどを目的に、緑の募金運動で集まった浄財を使い、1972年から市内各地で植樹をしている。

 今回の植樹場所になった毛原の棚田広場は、住民たちの交流、憩いの広場として昨年3月に完成。スポーツやイベントなどで使っている。

 植樹祭には地元住民や毛原で森づくり活動「京都モデルフォレスト運動」を進めるエスペック株式会社と福知山環境会議の関係者、美鈴小学校緑の少年団員ら約50人が出席した。

 最初に大橋委員長が「今回の植樹祭で市の緑化推進の輪が広がり、運動が発展していくことを願っています」とあいさつした。

 このあと参加者全員で広場内にエドヒガンザクラ1本を植樹。広場の道沿い44メートル区間にドウダンツツジとカンツバキを計約200本植えた。

 美鈴小6年で、緑の少年団員の大槻瞬君は「未来の毛原にきれいな花が咲くように、しっかりと植えました。花が咲いたら見に来たい」と話していた。
 
 
写真=ドウダンツツジなどを植える美鈴小緑の少年団の6年生ら

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