本格的な冬を前に高速道の除雪安全祈る ネクスコ福知山事務所
2019年11月15日 のニュース
西日本高速道路(ネクスコ西日本)は13日、京都府福知山市長田野町の福知山高速道路事務所(寺中孝司所長)で、冬季の雪氷対策作業の安全祈願祭と出陣セレモニーをした。関係者約70人が出席して無事故などを祈った。
福知山事務所の管轄は舞鶴若狭自動車道の三田西インターチェンジ(IC)-小浜ICの約120キロ区間。気象や路面状態に応じて凍結防止剤散布、除雪などを行う。今年度の雪氷対策期間は20日から来年4月5日まで。
安全祈願祭は除雪車や凍結防止剤散布車、ロータリー車30台を並べて行った。西日本高速道路関西支社の永田順宏支社長が「今冬の気温はおおむね平年並みかやや高めと言われていますが、対策期間は長丁場。体調管理に気を配り、事故のないようにしてほしい」と出席者を激励。続いて安全祈願の神事が執り行われた。
最後に寺中所長があいさつし、「舞鶴若狭自動車道は中国、名神、北陸の各自動車道と一体となるネットワークとして重要な路線になっています。私たちにはお客様に無事故で利用してもらう使命があり、これを全うするため、ワンチームとなって、万全の態勢で取り組んでいきたい」と決意を述べた。
祈願祭の後、関係車両を動かして出陣セレモニーがあり、参加者らが無事故の決意を新たにした。
昨シーズンの降雪日数は26日で、前のシーズンよりも12日少なく、出動も68日で前期より11日減った。通行止めはなかった。
写真=車両を並べて安全を祈願