空き店舗をDIYで改修 ワークショップで漆喰塗り体験
2019年11月04日 のニュース

京都府福知山市東中ノ町で、空き店舗をDIYで鍼灸整体院に改修する工事が進められている。工事の一部を希望者に体験してもらうワークショップがこのほど開かれ、参加者が壁の漆喰(しっくい)塗りをした。
福知山まちづくり株式会社(堀一代表取締役)が企画した。同社は中心市街地活性化計画の一環として、福知山市から受託してエリア内にある空き家や空き店舗を、住居や店舗として再利用してもらうストックバンク事業に取り組んでいる。
所有者と利用者のマッチングの役割を担い、今年度は、御霊公園周辺で3件が成約し、すでに2件が開業した。3件目として、7日の開業をめざす「かつ鍼灸整体院」の改修工事が進められている。
開業する島田勲さんがコツコツ改修しており、この様子を見学したり工事の体験をしたりしてもらおうと、ワークショップを開くことを計画。参加しやすいように、希望者の都合に合わせて開いた。
参加者は、モルタルが塗られた屋内の壁に漆喰を塗る作業を体験。コテやスポンジなどを使って、島田さんに教わりながら一面に塗っていった。
今後も体験や見学を受け付けることにしている。問い合わせはまちづくり会社、電話0773(23)0266へ。
写真=教わりながら漆喰塗りを体験