新聞紙の食器作りやロープ結び 買い物客にボーイスカウトの防災知識紹介
2019年10月22日 のニュース
ボーイスカウト福知山第一団をはじめ京都府北部のボーイスカウトなどが、福知山市岩井のイオン福知山店駐車場で20日に防災の知識を伝えるイベントを開いた。買い物客らが参加し、身近な物を利用した紙食器作りなどを体験した。
紙食器のブースでは、スカウト隊員たちが新聞紙を使い、10センチ四方の器の折り方を買い物客らに教えた。強度を増し、何度も使用できるようにアルミホイルなどを上から敷くことを伝えると、参加者は「ためになる」などと、うなずいていた。
このほか、毛布を使った担架で運ばれる体験、ビニール袋で米を炊く非常食の作り方、ロープ結び、防災グッズゲームなど7つのブースがあり、一つずつ回っていた。
公益財団法人ボーイスカウト日本連盟、イオンモール株式会社が主催する全国防災キャラバン。2011年の東日本大震災をきっかけに、全国各地で開催されているが、府北部では初めて開いた。
写真=買い物客らが紙食器作りなどを体験した