甘さ濃厚、初秋の味覚「三和ぶどう」収穫始まる
2019年08月27日 のニュース

初秋の丹波の味覚を代表する「三和ぶどう」の収穫が27日、京都府福知山市三和町友渕で始まった。甘く濃厚な味わいで人気があり、大原野開発生産組合(高根利数組合長、9戸)が収穫、出荷作業を進めていて、まずは事前注文発送分に対応。9月2日から三和町千束のJA京都にのくに三和支店前で販売する。連日午前10時からで、当日収穫分が売り切れ次第終了する。
二十数年前から約1ヘクタールの畑でマスカットベリーAを栽培。今年は天候に恵まれ、例年以上の甘みになっているといい、9月上旬までに約10トンの収穫を見込む。
初収穫作業では組合員たちが、たわわに実った実をハサミで丁寧に切り、カゴいっぱいにブドウを集めた。
高根組合長は「お客さんに食べて頂くことを考え、農薬を抑えて有機栽培に切り替えているところです。安心して食べてもらえるおいしいブドウが出来ています」と笑顔を見せる。
■大身生産組合は30日ごろから収穫■
大身地区でも、大身ぶどう生産組合(細見義明組合長)が30日ごろから収穫を始める。 大原野、大身とも、店頭販売に関する問い合わせは、JA京都にのくに三和地域農業振興係、電話0773(58)3331へ。
写真=丹精込めて育てたブドウを丁寧に収穫(27日午前8時15分ごろ)