福知山踊りに新しい櫓 駅北口公園でのフィナーレで使い初め

2019年08月26日 のニュース

 「ドッコイセ」の掛け声で踊る福知山踊りの大会「福知山ドッコイセまつり」が、連日京都府福知山市の市街地で盛り上がった。まつりの最後を飾る市民総踊りは25日夜、駅前町の駅北口公園で開かれた。地方(じかた)演奏者が乗る福知山踊り櫓(やぐら)が新たに組まれ、今夏最後のドッコイセを響かせながら、多くの市民が踊りに興じた。

 踊り櫓はこれまで1基があり、ドッコイセまつりメイン会場の広小路通りに毎年設置。駅北口に会場を移す総踊りでは、櫓の移設ができないため、簡易櫓で対応してきた。しかし、最後を華やかに-との思いがあり、新たに造ることにした。

 新櫓は、明智光秀の桔梗紋、福知山城、光秀くんとひろこさんをデザインした紫紺色の壁幕がついており、市の補助金と福知山商工会議所、福知山踊振興会の負担金を合わせ、278万円をかけた。

 この櫓が初めて使われた今回の総踊りは、福知山淑徳高校和太鼓部の演奏でスタート。20連3千人の踊り手と観客4千人が集まり、会場は熱気ムンムンに。

 新櫓での地方の演奏が始まると、参加連による踊りの輪、さらには一般の人が飛び入りできる「にわか連」の長い列もできた。
 
 
写真=新しい櫓を囲んで踊った

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