暑い夏乗り切って サルに氷プレゼント
2019年08月05日 のニュース

最高気温が35度を超える猛暑日が続くなか、京都府福知山市猪崎の三段池公園内にある市動物園(二本松俊邦園長)は3日、園近くの猿ケ島に住むニホンザル30匹に、フルーツ入りの大きな氷をプレゼントした。
サルたちは、無理に動かず体力を温存し、比較的涼しい日陰で過ごしたりして、猛暑をしのいでいる。少しでも涼しくなってほしいとの思いで、毎年この時期に氷をプレゼントしている。
今年もメロン、オレンジ、バナナ、ブドウ、リンゴなどが入った縦40センチ、横50センチ、高さ20センチの氷3つを、園の職員が運び込んだ。警戒心の強いオスを除き、メスと子どもは氷に一直線。指で器用にフルーツを取り出したり、氷にかじりついたりして、夢中で口に運んでいた。
そんなサルたちの姿に、二本松園長は「上手に持って行きよるわ」と笑顔。「暑い日が続いているので、ごちそう入りの氷を食べて、夏を乗り切ってほしい」と目を細めていた。
写真=氷に群がり果物を食べるサルたち