来春の統合へ向け交流深める 修斉・天津小学校
2019年06月24日 のニュース
京都府福知山市半田の修斉、勅使の天津両小学校が、来年4月に統合される。子どもたちは一緒に給食を食べるなど交流を深め、両学区の大人たちは統合協議会を設立し、児童たちが楽しい学校生活が送れるようにと話し合いを始めた。
両校の児童は、昨年度から統合に向けた合同学習をしてきており、もっと長い時間をともに-と20日、天津小の全校児童が、給食の時間から5校時までを修斉小で過ごした。
給食の時間に修斉小へ到着した天津小の児童たちは、学年ごとの各クラスへ分かれて入った。5年2組では天津小の児童3人が修斉小の32人に迎えられ、班に分かれて給食を囲んだ。
児童たちはテレビ番組、最近あったことなどを話しながら和気あいあいと過ごし、昼休みには一緒に遊んだ。
天津小5年の岩口朱音さんは「もっと他のみんなと話ができるようになりたいです。大勢での授業についていけるかも心配ですが、これから頑張りたい」と話していた。
掃除のあと5校時の授業があり、両校の保護者たちが参観に訪れた。
■統合協議会を設立■
統合協議会の設立総会は修斉小学校で開かれた。新体制へ円滑に移行できるよう、今後、幹事会、教育部会、PTA部会に分かれて学習環境や通学などについて検討を進める。
写真=修斉小と天津小の児童が一緒に給食を食べた