創立150周年の修斉小学校 全校児童で祝う会

2023年12月08日 のニュース

 10月に創立150周年を迎えた京都府福知山市半田の修斉小学校(白数淳子校長)は、8日に「お祝いする会」を開いた。全校児童339人が体育館に集まり、学校の歴史を振り返って節目を祝い、全校合唱などで、新しい歴史に向けて思いを新たにした。

 同校は1873年(明治6年)に奥野部で開校。当初の児童数は約100人だった。1900年に半田に木造校舎が新築され、時代に合わせて増改築をし、平成初期に全ての改築などが完了した。児童数は多いときには700人を超していたといわれているが、記録上では1995年の617人が最多。校訓は「真面目に働き世のために尽くせ」。

 祝う会では、白数校長、同窓会の塩見勧会長があいさつ。白数校長は歴史を振り返りつつ、「次はみなさんが新しい学校の歴史を作る番です。人のため、古里のために力を合わせて活躍できる人に成長して下さい」と伝えた。

 このあと、明治、大正、昭和、平成、令和の各時代の校舎や児童の姿などを映した思い出の映像を上映し、地域や同窓会からの記念品を紹介した。

 6年生の池山空来さん、田邉鈴葉さんの2人が児童を代表し、「たくさんの歴史が受け継がれ、私たち“ひめがみっ子”は姫髪山や地域の人に温かく見守られ、優しい心を育てて頂きました。校訓とともに、学校の歴史と伝統を残せるように頑張っていきます」と祝いの言葉を述べて、全員で「修斉のうた」を元気いっぱい歌った。

 

写真上=修斉小学校
写真下(クリックで拡大)=お祝いの言葉を伝える池山さん(左)と田邉さん(8日午前9時20分ごろ)

このエントリーをはてなブックマークに追加
京都北都信用金庫
大嶋カーサービス

 

「きょうで満一歳」お申し込み

24時間アクセスランキング

著作権について

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。