地域防災に頼もしい力 福知山市消防団に新入団員
2019年04月16日 のニュース

福知山市消防団(池澤徹団長、1740人)は、京都府福知山市内記五丁目の惇明小学校体育館で14日に任命辞令交付式を催した。新入団員、階級変更者が顔をそろえ、安心、安全な地域を守るため心を一つにした。
今年度の新入団員は32人、昇級した新幹部団員は42人。
あいさつに立った大橋一夫市長は、3月の特別表彰「まとい」の受賞に触れ、「歴代の方々、みなさんの活動が高く評価されたもので、市としても名誉に思う」と称賛した。
新入団員、新幹部団員には「自分たちのまちは自分たちで守るという強い志を持って入団されたと確信しています。また、長年培われた経験と知識を十分発揮し、地域防災力の底上げをお願いしたい」と激励した。
続いて、池澤団長が新入団員代表らに辞令書を手渡し、「火災、防災に向けこれまで通り、訓練をしてしっかりと備えていきたい。健康、安全第一で一生懸命取り組みましょう」と伝えた。
■幹部研修で水防工法など学ぶ■
辞令交付式の後には、新入団員、幹部団員を対象にした研修があり、全体で447人が参加。新入団員が消火活動で使う機器の扱い方、団員としての心構えなどを学び、幹部団員は人権研修、水防工法研修などを受けた。
写真=池澤団長から辞令を受ける新入団員代表