さらわれた姫を助けろ! 福知山城で子どもたちが忍術修行
2019年04月16日 のニュース

小学生が忍術修行をする「光秀忍たま武道大会」が、京都府福知山市内記一丁目の福知山城公園一帯で14日に開かれた。子どもたちは吹き矢、手裏剣、川渡りなどの技を磨き、元気よくイベントを楽しんだ。
市民ボランティアで組織する大会実行委員会主催。お城まつりに合わせて開いており、今年で18回目になる。小学2年生から4年生までの57人が参加した。
物語仕立てになっていて、今回は「スーパー光秀ブラザーズ」がテーマ。人気テレビゲームが題材で、悪者の「ドクッパ」にさらわれたお姫様を助けようと子どもたちが奮闘。随所にスタッフが扮したゲームのキャラクターたちが登場し、楽しい掛け合いをして盛り上げた。
雨の影響で崖上りの修行が中止になったが、子どもたちは元気いっぱい。剣術指南を受けたり、福知山城の話を聴いたりしたほか、ゲームにも参加してヒントをつかみ、ドクッパをやっつけてお姫様を救出した。
その功績が認められ、最後には城主の明智光秀から忍たま認定書をもらった。
福知山公立大の3年生と2年生6人がボランティアで運営を手伝い、事前にも修行内容を考えるなどした。
写真=手裏剣投げに挑戦する子どもたち