光秀の遺徳を福知山音頭の歌詞に 大河記念に振興会が公募
2019年04月17日 のニュース
2020年のNHK大河ドラマ主人公に明智光秀が決定したことを記念し、京都府福知山市の福知山踊振興会(田村卓巳会長)は、6月10日まで、福知山音頭の新たな歌詞を募集する。機運を高めることを目的に、「光秀公をしのび、遺徳をたたえるような歌詞を」と思いを込める。
福知山音頭は、光秀が丹波を平定し、福知山城を築いた際に、石材、木材を運ぶ領民が「ドッコイセ~ ドッコイセ~」と唄い出したのが始まりとされている。時代と共に歌詞が増え、現在は70ほどあり、このうち光秀に関するものは3点ある。
踊振興会の公募は、2005年の平成の大合併で1市3町が合併したのを記念して以来。光秀に関わる歌詞を原則七・七・七・五調の計26語でつくり、曲調に合う歌いやすいものを募る。市内外、年齢を問わず誰でも応募できる。
申し込みは1人につき3点まで。問い合わせは福知山商工会議所、電話0773(22)2108。
集まった中から、特選1点(賞状、副賞3万円)、入選3点(同、副賞1万円)を選出。選ばれた歌詞は、8月3日開催の「第39回ドッコイセフェスティバル」で表彰し、披露する。
田村会長(65)は「選ばれた歌詞は、これからも歌い継がれることになります。ぜひ気軽に応募してみて下さい」と呼びかけている。
写真=光秀に関わる新たな歌詞を募っている