スポーツで地域活性化 福知山市と笹川財団が連携協定

2019年03月18日 のニュース

 京都府福知山市は、スポーツ振興の連携と協力に関する協定を公益財団法人笹川スポーツ財団(渡邉一利理事長)と締結した。福知山マラソンなどスポーツイベントの効果的な運営方法を話し合ったり、スポーツボランティア育成などで連携。スポーツによる地域活性化を加速させる。また財団が主催する日本最大規模の住民総参加型スポーツイベント「チャレンジデー2019」にも参加する。

 市は、ソフトテニス競技で2020年にインターハイ、21年にはワールドマスターズゲームズ関西を控えている。これを契機に、スポーツによるまちづくりを進めようと、スポーツ政策づくりの研究などで実績のある財団と協定を結ぶことにした。

 チャレンジデーは、日常的に運動やスポーツを楽しむきっかけづくりを目的に、毎年5月の最終水曜日に、世界中で実施されているイベント。日本では1993年から始まり、今年も119自治体の参加が決まっている。

 人口規模のほぼ同じ自治体同士が、15分以上継続して運動やスポーツを行った住民の参加率を競うもので、事務局に電話、メールでの報告、各所に設置する集計BOXに、報告用紙を入れてもらうなどして集計する。福知山市は協定を機に初参加。岐阜県関市と対戦する。

 このほか、スポーツイベントに関わるボランティア参画の推進にと、研修会の開催も予定。定期的に両者で協議を行い、福知山マラソンなど市スポーツイベントの充実、効果的な運営に向けた話し合いもするという。

 市役所で15日に行われた締結式で、大橋一夫市長は「世界中から人が集まる大会などを控えており、財団との連携が、大会の機運の高まりや市民のスポーツ意識の向上につながれば」と期待。渡邉理事長も「スポーツが市民に、より身近になるよう、環境づくりのお手伝いができれば」と話した。

 

写真=協定書を手にする大橋市長(左)と渡邉理事長

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