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両丹日日新聞2014年10月25日のニュース

柔道:世界ジュニア選手権制覇 共栄高3年梅垣選手

世界選手権で金メダルを胸にする梅北選手 福知山市東羽合、京都共栄学園高校の男子柔道部3年生、梅北亘選手(18)=大阪府守口市立第一中学校出身=が、22日から米国フロリダ州で開かれている世界ジュニア柔道選手権大会(20歳以下)男子55キロ級で優勝した。同校の現役選手が柔道世界大会で優勝したのは初めてという。

■55キロ級 決勝も得意技で一本勝ち■

 梅北選手は9月に埼玉県で開かれた全日本ジュニア体重別選手権大会男子55キロ級で優勝し、世界大会への出場権を得ていた。

 世界大会男子55キロ級には37人が出場し、トーナメント戦で競った。梅北選手は2回戦から登場。初戦はプエルトリコの選手と当たり、横四方固めで一本勝ちした。

 3回戦はイタリアの選手と対戦。体落としで一本勝ちし、4回戦でブルガリアの選手に、小外刈りで技ありを取り優勢勝ち。アルメニアの選手と戦った準決勝でも内股で技ありを取って優勢勝ちした。決勝はフランスのカマル・フィクリ選手と戦い、袖釣り込み腰で一本勝ちを収め優勝した。

 梅北選手が世界ジュニアに出るのは初めて。4年前には同じ大会の66キロ級で共栄高出身の清水健登さんが、大学1年生(当時)で優勝を果たしている。

 梅北選手の試合映像を見た共栄高柔道部の芦田武尊顧問(32)は「終始相手にすきを見せない姿勢で、落ち着いて試合ができていた。決勝では得意の袖釣り込み腰を出すなど持ち味が出せた」と分析。国際大会での優勝については「大きなニュースで、大変うれしい。後輩たちに、頑張れば世界一になれるということを証明してくれた」と話している。


写真=表彰台で金メダルを胸にする梅北選手(左から2人目・共栄高提供)

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