「映画を通じてつながりを」月1回のペースで上映会 大江町の柊結舎
2026年10月15日 のニュース
京都府福知山市大江町毛原の生活用品と喫茶の店・柊結舎で今月から、映画上映会「古民家キネマ倶楽部」が開かれる。映画を通じて人と地域がつながることを目的に開催。第一弾は19日に100インチのスクリーンで自主制作映画『ロマンチック金銭感覚』を上映(約2時間)する。今後は月に1回のペースで上映していく。
柊結舎は毛原で地域おこし協力隊員として活動する神奈川県横浜市出身の岩尾美咲さん(28)が7月から、古民家を借りて営業している。岩尾さんは開店前から、店内で上映会を開く構想を温めていた。東京と大江町で二拠点生活をする伊津村英宣さん(34)が柊結舎について掲載された両丹日日新聞のネット記事を見て、岩尾さんの考えに賛同。2人で上映会を企画した。
『ロマンチック金銭感覚』は貧乏な映画監督コンビが地域通貨と出合い、人の心を動かす「経済圏」があることを知る-といった内容で、ドキュメンタリーとフィクションを織り交ぜて制作されている。監督は緑茶麻悠さんと佐伯龍蔵さんで、出演もしている。
伊津村さんはこの映画に感銘を受け、15回も観賞した。毛原では、住民団体「毛原の棚田ワンダービレッジプロジェクト」が2017年から地域通貨「けーら」を発行していることから、『ロマンチック-』を初回の上映作に選んだ。
伊津村さんは「多くの人たちに地域通貨の取り組みを知ってもらえればうれしい。特に住民の方々に見ていただきたい」と呼びかける。
今後は住民たちが勧める映画も上映したいと考えている。岩尾さんは「映画を見ることで、共通の話題が生まれ、新しい発見もできる。これからも暮らしのヒントになるような映画を上映していきたい」と話している。
監督との特別対談も
午前9時、午後3時、同7時からの3回上映。両監督が3時の回の後にプロジェクト代表の水口一也さんと、7時の回の後には電子通貨を研究する福知山公立大学の山本吉伸教授と特別対談する。
写真(クリックで拡大)=映画を上映する「柊結舎」









