きょう寒露 秋の風物詩のこも巻き 三段池の松100本に
2026年10月08日 のニュース
二十四節気の一つで、秋が深まって冬の始まりが見えてくる時期とされる「寒露」の8日、京都府福知山市猪崎の三段池公園で、害虫から松を守る「こも巻き」が行われた。約1830本のアカマツのうち、100本の幹に、わらで編まれたこもを巻いた。
市都市緑化協会(大柿日出樹理事長)が、毎年この時期に取り組んでいて、秋の風物詩として定着している。環境調査の側面もあり、委託を受けた市シルバー人材センターの5人が訪れ、作業に汗を流した。
こも巻きは、松枯れの原因となるマツカレハの幼虫などが、こもに潜り込んで越冬する習性を利用した駆除方法。来年3月初旬に取り外し、クモなどの益虫は逃がしてからこもごと焼却する。
この日は青空が広がり、作業員たちは爽やかな空気を思いっきり吸い込んで気合を入れ、午前9時から作業を開始。根元から1メートルほどの高さに手際よくこもを巻き付け、縄で縛っていった。
作業員の大槻貞已さん(73)は「こも巻きは3回目ですが、思い出しながら作業をしています。こもに害虫がしっかり入り、除去することで公園の自然環境を守りたい」と話し、熱心に手を動かしていた。
写真(クリックで拡大)=しっかりと縄で巻き付けた(8日午前9時15分ごろ)








