声を重ねて心通わせよう 中高生の合唱の場「シング・ベース」が発足
2026年09月27日 のニュース
中学生と高校生が合唱を楽しみながら交流する場「Sing Base(シング・ベース)」が始動した。中学校の部活動地域移行も見据え、ふくちやま児童合唱団(前田竹司団長)が立ち上げたもので、24日夜に京都府福知山市駅前町の市民交流プラザであった初回練習には4人が参加。初対面のメンバーもいたが、みんなで声を重ね合い、心を通わせた。
発起人は、児童合唱団で9年ほど前から指導者を務める六人部小学校教諭、畑中恵さん(37)=石原=。3年前から立ち上げの構想があったといい、今年7月に思い切って前田団長に相談したところ、「いいんじゃない。やってみよう」と快諾を得て動き出した。
畑中さんは「児童合唱団では、5年ほど前から中学生も受け入れているけど、どうしても指導が小学生寄りになり、難易度の高い曲が歌えなかったりする。絆を深めながら、より高度な練習や世代に合った曲を練習できる場にしたい」とシング・ベースにかける思いを語る。
初回には、児童合唱団の卒団生や現団員のほか、新規で加入を決めた中学生を含む中学1年~高校2年の計4人が集まった。講師は畑中さんが務め、それぞれ簡単な自己紹介をしてから、さっそく発声練習に移った。
「う、お、あ、え、い」の5音を使って発声したり、「スッ、スッ、スッ、スッ」と勢いよく声を出したり。団員たちは「腹圧を高めて歌ってみよう」「母音を伸ばすことを意識して」などの高度な助言にも対応し、より良い歌声をめざした。
また『夢の世界を』『サザンカ』の2曲も練習。少し緊張もあって、最初のうちは声が小さめだったが徐々にほぐれ、後半からは伸びやかな歌声を響かせていた。
児童合唱団の卒団生で、福知山高校2年の生徒は「高校に合唱部が無く、シング・ベースが発足すると聞いて、もう一度合唱がしたいと参加しました。楽しくみんなで歌って親睦を深めたいと思っているので、これからたくさんの中高生に入団してほしい」と話していた。
シング・ベースでは、随時団員を募集している。練習日は第2、4木曜の午後6時30分から8時まで。市民交流プラザであり、参加費は楽譜印刷代などとして1回300円がいる。初回参加時は保護者が同伴。見学や体験参加も受け付けている。
写真(クリックで拡大)=発声練習に励む4人









