太陽光パネルで涼しい日陰 三段池テニスコート観客席にシェルター2基 エクソルが整備、寄付
2026年07月27日 のニュース
京都府福知山市猪崎の三段池科研電機テニスコートの観客席に、太陽光発電設備総合メーカーのエクソル(本社・東京都港区、鈴木伸一代表取締役社長)が企業版ふるさと納税による現物寄付に向けて整備しているソーラーシェルター4基のうち、2基が完成した。練習に訪れた高校生らが新しくできた日陰で涼をとっている。
同コートでは、31日からのインターハイ(全国高校総合体育大会)を皮切りに、来年5月のワールドマスターズゲームズまで、ソフトテニス競技の複数の大規模大会が開かれる。これらを前にして、市が観客席への屋根の設置を計画していたところ、三和町で発電施設を運営し、市持続可能なエネルギー・環境共創プラットフォームにも参画する同社が寄付を申し出た。
太陽光発電パネルを備えたソーラーシェルター4基を、工事費も含めて現物寄付する内容で、今回は全長29・2メートル×奥行3・16メートルの2基が完成した。2基で、一般家庭約10世帯分の年間消費電力相当の3万9778キロワットアワーの発電量となり、二酸化炭素は年間約16・5トン削減できる見込み。
来春までに残り2基設置
来春までに残り2基と電力設備を設置し、市へ引き渡す。全体での発電量は約5万6千キロワットアワーの予定で、発電した電気は三段池公園内での自家消費や公園外の周辺公共施設での活用を検討している。
24日には完成した2基のお披露目会があり、鈴木社長と大橋一夫市長が対談。鈴木社長は「熱中症などを防ぐだけでなく、地元で作った電気が地元の施設に使われていることを感じてもらえればうれしい」と話し、大橋市長は「市民のみなさんが、環境問題への取り組みを生活に結び付いたものと実感できる設備になると思う」と応えた。
このあと、鈴木社長が残り2基分の工事申出書を大橋市長に手渡し、関係者とともに完成したシェルターを見学した。
練習に訪れ、シェルターの日陰で休んでいた府立工業高校男子ソフトテニス部1年の本多颯真さんは「これまではテントを持ち込んだりしていましたが、涼しさが全然違います。すごくありがたいです」と汗をぬぐった。
写真上(クリックで拡大)=工事申出書を大橋市長(右)に渡す鈴木社長
写真下(クリックで拡大)=完成したシェルター










