放火から3年 焼失の愛宕神社、社殿再建へ地鎮祭 来年1月末完成めざす

2026年07月25日 のニュース

 3年前の放火によって全焼した社殿の再建に向け、京都府福知山市土師の愛宕神社(玉田佳永宮司)で24日、神社総代など地元住民ら約30人が参列し、地鎮祭が執り行われた。寄せられた多額の寄付で再建することになり、住民らは「やっとここまできた」と胸をなでおろし、再建へ踏み出した大きな一歩への喜びに浸っていた。

 同神社は410年以上の歴史があり、京都市内の愛宕神社の分霊を祭っていて、火難よけの守護神として親しまれている。土師と前田の住民が管理していて、1月と7月の大祭には、市内外から参拝者が訪れる。

 放火されたのは2023年6月15日夜。3時間を超える消防の消火作業で消し止められたが、本殿、幣殿、拝殿の3棟を焼失。住民らは途方に暮れたが、「神社の歴史を途切れさせない」と、総代や自治会長らで再建委員会を結成し、住民らに呼びかけたり、クラウドファンディングを利用したりして寄付を集めてきた。

 国内外から約5千万円の寄付があり、元の規模の6割程度になるものの、本殿と覆殿を再建することにした。完成は来年1月末の予定。

 地鎮祭には再建委員会の土手隆晴委員長、工事を請け負う匠工務店=綾部市=の吉崎典之代表取締役、神社総代、前田と土師の自治会長らが参列。玉田宮司が祝詞を上げるなど、工事の安全を祈願した。

 土手委員長(76)は「最初はどうなることかと思いましたが、ほっとしました。(多額の寄付が集まり)涙が出るほどうれしい。寄付をしていただいたみなさんに感謝を申し上げます。以前の神社と同じように愛される火よけの神様として、みなさんを守ってもらえるような神社になれば」と話していた。

 再建委員会は、焼失した小宮の再建や鈴などの購入に向け、引き続き寄付を呼びかけている。問い合わせは携帯電話090・9625・2283の田淵さんへ。

 23、24両日は夏の大祭が行われた。


写真(クリックで拡大)=工事の安全を祈願した

このエントリーをはてなブックマークに追加
京都北都信用金庫
大嶋カーサービス

 

「きょうで満一歳」お申し込み

24時間アクセスランキング

著作権について

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。