問いを生み出す力育もう 偉人に学ぶ出前授業 大正小6年生
2026年07月14日 のニュース
京都府福知山市水内の大正小学校(志賀孝恭校長)で13日、問いを生み出す力を育む出前授業があった。6年生59人が対象で、偉人2人を題材にした謎解きワークなどをして、さまざまな視点から物事を捉え、考えることの面白さや大切さを知った。
サントリーホールディングスが主催する特別探究授業。企画と運営はオリジナル学習ゲームの開発、販売などを手掛ける「すなばコーポレーション」(東京都)が担当し、過去にうんこドリルを企画、プロデュースした同社代表、門川良平さん(42)が講師を務めた。
最初に取り上げた偉人はピタゴラス。門川さんは「2500年前に、人類で初めて地球が平面ではなく、球体であるとの仮説を立てた人。何に注目してその問いを生んだんだろう」と問いかけ、グループで話し合った。
「船で一周して帰ってこられたから」といった意見が挙がり、それぞれの回答に拍手。門川さんは「船が水平線を越えると下の方から見えなくなり、近づいてくると帆先から見えてくるのを観測し、球体の問いを立てたといわれています」と解説した。
さらにナイチンゲールについても学習。統計と現地調査によって原因を解明し、戦場にある病院の衛生管理を徹底させたことで、死者数を4分の1にまで減らした功績を基に、なぜ多くの人の命を救うことができたのかを、謎解き形式で考えた。
最後はオリジナルのカードゲームを使い、日常の“当たり前”をさまざまな視点から見ることで、問いが生まれる過程をゲーム感覚で体感。児童たちは、楽しみながら問いを立てる思考能力を養った。
男子児童は「昔の人も問いを立て、問題を解決していたことが分かりました。また問題の種類によって、どういう考え方をして問いを生みだしたらよいのかについて、深く考えることができました」と話していた。
写真(クリックで拡大)=オリジナルカードで問いを生み出す体験をした









