人気漫画ハンター×ハンター教材に自分だけの“戦い方”探る 福知山高校
2026年07月15日 のニュース
君はハンター(高校生)として、どう成長する?-京都府福知山市土師の福知山高校で11日、冨樫義博さんが手掛ける人気漫画『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』を“教材”とした探究学習が開かれた。生徒たちは、登場人物の能力や強さの秘訣をひもとき、自分自身の個性や強み、今後の高校生活をより充実させるヒントを探った。
物理教諭が熱弁
『ハンター×ハンター』は、未知なるものを探し求めるハンターをめざす主人公ゴンの成長を軸に、多彩な登場人物の生き方や価値観を描く人気少年漫画。
希望者が参加できる選択制の土曜講座の一つで、作品の大ファンである物理教諭の松嶋亮潤さん(47)が担当した。
少年漫画で必ず描かれる「強さ」について「強さ=結果を出す要因」だと松嶋さんの考えを示し、「強さがあると試合や受験に勝てる。その結果を出すために、どういう要因があれば強くなれるのかを考えることが必要」と話した。
続いて主人公のゴン、仲間のクラピカ、敵のメルエムの3人の強さを比較。強さの要素となる努力や知性、執念、成長力といった各要素をキャラごとに数値化し、強さのタイプを分けた。
ゴンは「試行錯誤とプロセスの徹底」、クラピカは「思考と目的の明確化による能力設計」、メルエムは「学習意欲の高さ」タイプで、それぞれに異なる強さがあることを解説。生徒も自身の各要素を数値化し、自分がどのタイプなのか、強さの軸となる要素は何なのかを見つめ直した。
さらに、作中に登場する特殊能力「念能力」を、自分の長所を駆使して課題解決につなげるための“自分だけの戦い方(行動指針)”になぞらえて説明。予算100万円で福知山高校をより良くするには-という課題に対し、その方法や得意なことを踏まえ、自分ならではの強みの生かし方を整理した。
最後に松嶋さんは「自分の得意なことや苦手なことを知ることが大事。自分だけの強さを磨き、自分らしい戦い方を見つけて高校生活や将来の課題に挑んでいきましょう」と伝えた。
講座は中学1年~高校2年の9人が受講。高校2年の男子生徒は「作品が大好きで受けました。とても面白かったです。自分は弱点を克服することを楽しいと思う性格で、改めて自分の強さを見つめ直すことができて良かった」と話していた。
写真(クリックで拡大)=キャラクターの強さについて話す松嶋さん









