高校将棋選手権 府大会突破し全国大会へ 福高の村尾さん、共栄の足立さん
2026年05月17日 のニュース
第62回全国高校将棋選手権大会(日本将棋連盟、全国高校文化連盟主催)に、京都府福知山高校囲碁将棋部2年の村尾礼さん、京都共栄学園高校将棋部2年の足立光佑さんが出場する。府大会で村尾さんは女子の部優勝、足立さんは男子個人戦A級(有段者以上)で準優勝を果たし、出場権を手にした。
府大会は10日に京都市伏見区の桃山高校で開かれた。全国大会は7月31日と8月1日に秋田県で行われる予定で、2人は大舞台に向けて腕を磨いている。
女子の部の村尾さん
初出場の府で優勝
小学3年生から教室に通い始め、現在アマチュア2段の村尾さんは、10人が出場した府大会女子の部にエントリー。スイス式トーナメントで、全国への出場権2枠をかけて競い合った。
この大会は初出場で、前日の模試に向け勉強に注力していたこともあり、不安な部分もあった。それでも初戦で相手の強気な攻めを受け流し、勝利できたことで流れをつかみ、大きなミスなく4連勝して最終戦を迎えた。
過去の大会で何度もぶつかり、ほとんど勝てたことのないN高等学校3年生との対局。前半は得意な攻撃戦法の棒銀で攻め入ることができたものの、中盤に隙を突かれて攻め込まれ、そのまま敗れた。
これで3人が4勝1敗で並び、それぞれが対局した相手の勝ち数の合計で順位を決定。その結果、村尾さんが優勝をもぎ取った。最終戦で「もう少し慎重になれば良かった」との後悔はあったが、優勝は「とてもうれしい」と喜ぶ。
全国への意気込みについて、村尾さんは「部活動やオンライン対局でスキルアップし、得意の棒銀にも磨きをかけ、まずは決勝トーナメント進出をめざしたい」と話している。
男子A級の足立さん
2度目の全国へ
男子個人戦A級には高校1年生から3年生までの16人が出場。京都代表の2枠をかけ、予選リーグを勝ち抜いた4人で決勝トーナメントをして順位を決めた。
小学2年生から将棋を始め、将棋部部長を務める足立さんは、リーグで3戦全勝し決勝へ。1回戦は大谷高校の3年生と戦い、序盤からリードを広げた。相手も粘り強く守り、攻めあぐねる局面もあったが、112手で寄せ切った。
決勝は立命館宇治高校の2年生と対局。序盤のミスが響き、相手に攻め切られて敗れたものの、準優勝で府代表となった。
足立さんは昨年も全国大会に出場しており、「前回は予選落ちだったので、予選通過を目標に、自信を持って一局ずつ集中したい。大会までに少しでも実力を上げられるように練習を頑張りたいです」と意気込む。
写真上(クリックで拡大)=府大会で優勝して全国へ進む村尾さん
写真下(クリックで拡大)=全国大会に出場する足立さん








