昔ながらの田植え体験 修斉小5年生

2025年05月23日 のニュース

 京都府福知山市半田、修斉小学校(白数淳子校長)の5年生72人は22日、学校横の水田で田植えを体験した。丹波大文字の送り火で知られる姫髪山をバックに、手で苗を植え付ける昔ながらの方法で、もち米の苗を植えた。

 5年生は総合的な学習の時間に、毎年米作りを学んでいる。今年も5月上旬から地元の半田営農株式会社(高倉芳喜社長)、下豊富営農組合(佐竹守組合長)のメンバーから、米ができるまでの過程や苗の植え方などを教わってきた。

 半袖半ズボン姿で集まった児童たちは、「苗は3、4本を束にして、根元を持って土に挿してね。友だちと助け合いながら、作業をしましょう」と説明を受けたあと、6アールの水田に恐るおそる足を入れた。

 「めっちゃ気持ちいい」「けっこう深い」と歓声を上げつつ横一列になり、張られたロープの赤い目印に合わせ、丁寧に植えていった。尻餅をつき、泥だらけになる子もいたが、最後まで楽しく手を進めていた。

 苗は今後、半田営農が管理し、児童たちは9月に刈り取りを手伝う。収穫感謝祭も開く予定で、餅つきをして一緒に食べるという。

 父の友人の水田で、田植えの手伝いをしたことがある男子児童は「土の感触も良くて、田植えは好きです。食べるのも楽しみ」と期待し、慣れた手つきで苗を植えていた。

 

写真(クリックで拡大)=田植え楽しい!

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