高校総体カヌーで2冠 大江中出身の織田選手

2024年09月12日 のニュース

 福知山市立大江中学校出身で、京都府立綾部高校カヌー部3年の織田凌輔選手が、大分県で開かれた全国高校総合体育大会(インターハイ)カヌーの部に出場。男子カナディアンシングルの200メートル、500メートルで優勝し、2冠を達成した。国際大会での入賞経験もあり、次の目標として「10月には、国民スポーツ大会への出場が決まっていて、ここでも優勝をめざしたい」と話している。

 変わった部活動をやってみたい-と、高校に入ってからカヌーを始めた織田選手。練習を重ねてめきめきと上達し、昨年6月と今年5月に18歳以下の日本代表として国際大会に出場した。5月の大会では500メートルで2位、1千メートルで3位入賞を果たした。

 これらの経験でさらに力と自信をつけてインターハイに臨んだ。

 カナディアンシングルは、流れのない直線コースを、シングルブレードパドルでこぐカナディアンカヌー9艇が一斉にスタートして着順を競う。

 200メートルの決勝では、先頭集団の最後尾から、猛烈な追い上げを後半にみせ、44秒394でゴール。2位とコンマ数秒差の激戦を制した。

 500メートルは、前半から加速して2位以下を引き離し、最後まで追いつかれないよう必死にこぎ、そのままゴール。記録は2分3秒565で、2位に2秒以上の大差をつけて優勝することができた。

 織田選手は「ともに自己新記録で頂点に立ち、本当にうれしい。支えてくれた家族やOB、先生たちに恩返しができて良かったです」と笑顔を見せている。

 

写真(クリックで拡大)
 ・500メートルは大差をつけて1位でゴール
 ・2冠達成を喜ぶ織田選手

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