侍ジャパン女子代表に成美出身4人 W杯7連覇へ挑む
2024年07月11日 のニュース
7月28日~8月4日にカナダで開かれる「第9回女子野球ワールドカップ(W杯)」ファイナルステージに出場する侍ジャパン女子代表に、京都府福知山市水内、福知山成美高校女子野球部出身者の3選手と元コーチの計4選手が選出された。世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が主催する各国代表女子選手による野球の国際大会で、W杯7連覇に挑む日本チームの一員として活躍を誓う。
日本代表のメンバーは、選考合宿などを突破した20人。成美出身者は、企業チーム「ZENKO BEAMS」所属の田中露朝投手(28)▽阪神タイガースWomen所属の森若菜投手(25)▽大阪体育大学所属の白石美優外野手(24)の3選手。さらに元コーチで、埼玉西武ライオンズ・レディース所属の里綾実投手(34)が選出された。
W杯ファイナルステージは、グループステージを勝ち上がった日本、チャイニーズ・タイペイ、ベネズエラ、アメリカ、メキシコ、カナダの6チームが総当たり戦をして、上位1、2位が決勝、3、4位が3位決定戦をする。
成美高女子野球部の長野恵利子監督は「田中投手はサイドスローからスライダーを駆使し、高校時代は2枚看板のエースとして活躍してくれた。速球派の森投手は、129キロを出す日本の女子最速ピッチャー。白石外野手は、強肩で走力があり、状況を考えた打ち分けができる。里投手は直球とスライダーが武器」と、それぞれを分析する。
「年々各国のレベルは上がってきていて、勝ち上がりにくくなっていると思いますが、4人には自分の役割をしっかり把握し、チームに貢献して頑張ってほしい」と、教え子らの活躍に期待している。
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左上から時計回りに森投手、田中投手、白石外野手、里投手(NPBエンタープライズ提供)