「三和荘」が再オープン 一新された施設に住民ら期待
2024年04月01日 のニュース
京都府福知山市三和町寺尾、市直営の地域交流拠点「三和荘」が、約1年の改修工事を経て1日にリニューアルオープンした。31日に記念式典と住民ら向けの内覧会が行われ、訪れた人たちが生まれ変わった施設を見て回り、地域活性化への期待の声をあげた。
旧三和町が1973年にセンター三和荘として開設し、2005年に老朽化した施設の全面建て替えをした。以降、市町合併後も含め、地元住民らでつくる「NPO法人丹波・みわ」が指定管理者制度で行政の委託を受けて運営してきたが、22年に市直営になり、運営形態の変更に伴って主要施設の大浴場を廃止するなど、一新することとなった。
新たな三和荘には、多目的に活用できる会議室をはじめ、創作室や調理室、脱衣室としても利用できるシャワー棟を新設。自由にくつろげる1階ロビーの多世代交流スペースや3階の宿泊施設などは、自然豊かな三和地域をイメージした落ち着いた緑色を基調にデザインした。
またレストランは新たに地域の民間企業が運営。ほかにも、まちづくり組織の三和地域協議会や三和地域公民館などの機能を集約している。
31日の記念式典は関係者ら100人が参加。テープカットのあと、招待者と一般が参加できる内覧会が行われ、94人が見学した。
写真(クリックで拡大)=新しくなった館内を多くの住民が見学に訪れた