緑に映える真っ赤な葉 夫婦で増やしたドウダンツツジ
2023年12月03日 のニュース
京都府福知山市北山の足立国昭さん(79)、勝代さん(79)夫婦が自宅そばで育てるドウダンツツジが見ごろを迎えている。山のスギやマツの緑に、真っ赤に色付いた葉が映え、美しいコントラストを生み出している。
ドウダンツツジは春に白いつぼ型の花が咲き、秋には葉が赤く染まる落葉性の低木。刈り込みに耐え、小枝が密に出るので生け垣にも利用される。
植物を育てることが好きだった勝代さんの影響で、30年ほど前に国昭さんが苗を1株植えたのが始まり。それから毎年春先に新芽を摘み、近くに挿し木をしていったところ、今では30本以上が道沿いにずらりと並ぶ。
国昭さんは「今年は夏場に日光をたくさん浴びたおかげか、例年に増して色付きが良いです。夫婦で二人占めするのはもったいないので、興味のある人は見に来てもらえれば」と話している。
見ごろは10日ごろまで続きそうという。
写真(クリックで拡大)=真っ赤に染まったドウダンツツジ