日新コミセンの大規模改修完成 避難所機能強化

2023年10月23日 のニュース

 京都府福知山市石原、日新地域公民館(日新コミセン)の大規模改修が完了し、21日に現地でリニューアルオープンの記念式典が催された。長寿命化とともに、エレベーターや多機能トイレを設置するなどして、誰もが利用しやすい施設に改修。市議会議員や地元自治会長、近隣住民、市職員ら約70人が出席し、完成を祝い合った。

 市は、公共施設マネジメント基本計画により、築後40年が経過して老朽化する地域公民館施設について、バリアフリー化、Wi-Fi環境整備、太陽光発電システムなどを備え、避難所としての機能も高める改修を進めている。

 日新地域公民館は昨年9月に着工し、約4億3800万円をかけて1年がかりで大規模改修を実施。地域包括支援センターを新設し、地域福祉やコミュニティー活動の拠点機能を強化した。

 また冷暖房完備の授乳室を新たに設けたほか、1階の和室は研修室に改修し、調理室には新しい調理台を5台配置。体育館も新築同様にきれいになった。

 記念式典では、地元を中心とした市内の小中学生6人が子ども太鼓を披露したあと、大橋一夫市長が式辞。「あらゆる世代が利用しやすい施設となり、住民が集う場として、役立てていただきたい」と伝えた。

 来賓祝辞やテープカットに続き、出席者が塩見俊樹館長の案内で施設内を見学。美しくなった内装や新設の多機能トイレ、エレベーターなどを見て回り、「きれいに生まれ変わったなぁ」と感嘆し、目を輝かせていた。

 

写真(クリックで拡大)=テープカットをして完成を喜び合った

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