ダンス世界大会で4位 足立ペア初入賞

2023年10月30日 のニュース

 京都府福知山市水内の福知山成美高校3年、足立心優さん(17)と同志社大学2年、足立陽貴さん(20)=成美高出身=の兄妹ペアが、フィリピンで開かれた「世界ダンススポーツ連盟セブオープン2023」の21歳以下スタンダード部門に出場し、4位に入賞した。世界大会での入賞は初めて。

 足立ペアは、日本ダンススポーツ連盟から推薦を受けて出場。大会は9月30日に開かれ、21歳以下スタンダード部門に12組が出てワルツ、タンゴ、スローフォックストロットなど5種目のダンスを踊った。足立ペアは予選を通過し、6組による決勝に進出。審査の結果4位になった。

 競技時間の遅延などが影響し、モチベーションが低下。普段通りのダンスが踊れなかったが、スピードのある動きはできたという。

 21歳以下ラテン部門にも出場したが、決勝進出はならなかった。

 2人は「3位以内に入ることができなかったのは残念ですが、入賞できてうれしい」と喜ぶ。

 心優さんは「2度目の世界大会への挑戦でしたが、初めての時よりは、わずかですがレベルアップしたと実感できました。今後も世界へ挑戦していけるよう頑張りたい」。陽貴さんは「大会ではコンディションを整えるのが難しかったですが、手応えを感じる大会になりました」と話している。

 

写真(クリックで拡大)=表彰状を持つ足立ペア

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