万願寺、岩ガキ、紫ずきん-海の京都の夏の食材フェア

2023年07月10日 のニュース

 京都府は、福知山市など府北部7市町の「海の京都エリア」の飲食店26店舗で夏期旬の食材フェアを実施している。万願寺甘とう、カボチャ、岩ガキなど指定する農産物・水産物12種を使った料理やスイーツを味わえる。8月31日まで。

 府北部の季節ごとの旬の味覚を地元で食べてもらうことで、地産地消と観光誘客を促進する。フェア期間中は「海の京都 旬の食材提供店」に認定された各店舗で、それぞれの考案メニューが提供される。

 福知山市内からは、土師宮町の「日本料理一ゑん」が岩ガキのポン酢(生をポン酢にて)、フライ。厚中町の「レストランあじくら」が万願寺甘とうの天ぷら、炊き合わせ。三和町台頭の緑水庵が万願寺甘とうとカボチャを入れた昼膳コースで参加している。

 緑水庵を営む菊田律子さんは「万願寺は天ぷらや焼き、カボチャは天ぷらや蒸し物などコース全体のバランスを見ながら、素材そのもののおいしさを引き出せる料理にして出していきたい」と話す。昼膳コースには茶道表千家教授でもある菊田さんがたてた抹茶と菓子がつく。

 このほか、舞鶴、宮津、京丹後各市と伊根町の飲食店で、白イカ(ケンサキイカ)丼、サザエの天ぷら、メロンパフェなどが提供されており、海の京都のホームページに情報を載せている。

 

写真(クリックで拡大)=万願寺甘とうとカボチャを入れた緑水庵の昼膳コース

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