ハイシーズン迎え、摘み取り体験やライブ ラベンダーパーク多可

2023年07月01日 のニュース

 住民たちが協力し、西日本最大級となる2万本以上を栽培しているラベンダーパーク多可(兵庫県多可町加美区轟)で、主力品種のラバンディン系が見ごろを迎えた。施設はこれからがハイシーズン。7月1日から摘み取り体験が始まり、2日にはステージショーやワークショップなどのイベントがある。

 荒れ地だった山の斜面を地元の人たちが切り開き、木の根や石などを人の手で取り除いて広大な5ヘクタールの施設に整えた。このうち3・5ヘクタールが花壇。例年、5月中・下旬から品種ごとに咲き出し、多くの愛好家たちでにぎわう。

 今年は例年より1週間ほど生育が早く、園内の7割を占めるラバンディン系が、いま3分咲き。青い花穂が風にたなびき、甘い香りを漂わせている。

 ラベンダーの摘み取り体験は1日から7月中旬まで(花期による)を予定している。50本で300円。時間は開園時間のうち、午前10時から午後3時まで。雨天休止。

 2日のイベントは、丹波篠山市出身の兄弟アコースティックデュオ「ちめいど」の雄介さんによるソロライブが午前と午後の2回。アカペラグループ「アルバトロス」のライブが昼前にある。

 このほか革製品、ペーパークラフトなどのワークショップ、軽食グルメやフラワーアレンジメントなどのマルシェもある。

 2日を含め、毎週土曜・日曜日には、ハーバリウムディフューザーやアロマケアなどの、ラベンダー施設ならではの「香りの体験」も催している。

 また、人気のため品切れになっていた、オリジナルのラベンダーアイスが、29日に販売再開となった。

 ラベンダーパーク多可は丹波市青垣町を抜けて、福知山から車で約1時間。シーズン中無休。時間は午前9時から午後5時までで、高校生以上500円、小中学生200円(花が少ない時は割り引くことがある)。電話0795(36)1616。

写真=咲きそろいはじめたラバンディン系ラベンダー

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