万引きさせない防犯カメラ PLANTで福知山署が確認

2023年06月19日 のニュース

 万引き被害を防ごうと、京都府警福知山署(柴田享司署長)は、福知山市多保市の商業施設、スーパーセンター「PLANT-3福知山店」で、啓発活動に取り組んだ。防犯カメラの設置場所や商品の陳列状況などを確認し、水口翔太店長らに対して、被害の抑止につながる対策を助言した。

 防犯アドバイザーで京都府防犯設備協会会長の仲良二さんに協力を求め、15日に一緒に店舗を訪れた。

 福知山店では、防犯カメラの設置やポスターの掲示といった一般的な取り組みのほか、抑止効果をねらって、商品代金に加えて犯人逮捕に要した従業員の時間給を請求するなどの対策も導入している。

 仲さんは署員とともに、水口店長や警備担当者に現状の対策を聞き取ったあと、店内で死角になるところなどを回り、「被害が多い箇所には、来店客を映し出すモニターを設置すると抑止になる」「防犯カメラは目線に入る位置がよい」などと助言した。

 また、福知山署独自の啓発ステッカー2種類を50枚ずつ配布した。

 水口店長は「防止に向けて防犯カメラを増やしたり、店内巡回を強化しているので、年々被害は減っているが、助言していただいたことを今後の対策の参考にしていきたい」と話していた。

 

写真(クリックで拡大)=水口店長らに万引き対策の助言をする防犯アドバイザーの仲さん(右)

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