市議選あす告示　選管は「七つ道具」点検

　統一選後半の京都府福知山市議会議員選挙が16日に告示される。投・開票日は23日。定数は前回と同じ24で、両丹日日新聞社に対してこれまでに、現職18、元職1、新人10の計29人が立候補の意思を表明しており、現職と新人が入り混じった乱戦に突入する見込み。市選挙管理委員会は15日、市庁舎で立候補届け出の受け付けリハーサルをした。

　投票率は前々回が55・33％、前回が51・38％と年々下がっているが、前回より30代、40代の立候補予定者や新人が増えていることもあり、これまで無関心だったとされる若年層などの有権者が反応する可能性もある。

　事前リハーサルでは、職員が手順や注意点などを確認し、受け付け事務を通しで練習。候補者に渡す街頭演説用標旗、運動員の腕章、事務所の標札など、いわゆる「選挙の七つ道具」を点検し、万全の態勢を整えた。

　立候補の受け付けは16日午前8時30分から午後5時まで。場所は、正午までが市庁舎6階の市農業委員会室、それ以降は3階の選管委員会室になる。

写真＝受け付けのリハーサルをする市職員（15日午前11時ごろ）