原発事故を想定 三和で宮津市職員が広域避難所開設訓練
2022年11月28日 のニュース

大地震による原発事故を想定した、京都府福知山市と宮津市による合同訓練が27日、福知山市三和町寺尾の三和荘体育館であった。宮津から福知山への広域避難に備えた避難所開設訓練をした。
与謝野町を主会場とする府原子力総合防災訓練の一環。 宮津市は、福井県の高浜原発に近く、有事の際には福知山市などへの広域避難が必要で、宮津市職員は各地で避難所運営に加わることになる。
避難所開設訓練に宮津市から参加したのは防災担当以外の職員が多く、福知山市危機管理室の職員らに教わりながら段ボールベッドやパーティションを組み立てて配置した。
福知山市危機管理室長と宮津市総務部消防防災課長は「有事の際の協力に向けて、一緒に訓練ができて良かった」と話していた。
写真=協力して簡易ベッドを作る福知山、宮津両市の職員