子どもたちが指紋採取など警察官の仕事を体験　高校生が制作した啓発動画も放映

　京都府福知山警察署（小林明彦署長）は10日、防犯啓発や警察の活動を紹介するイベントを福知山市岩井のイオン福知山店で催した。親子連れら100人以上が訪れ、白バイに乗ったり、指紋採取の体験をしたりして、本物の警察官と触れ合い、親しみを感じていた。

　11日から20日にかけて、全国地域安全運動が展開されており、そのプレイベントとして開催した。磁性粉末を使い、紙についた指紋を浮き上がらせる鑑識体験が人気で、子どもたちが真剣な表情で作業。うまくできると、得意げな表情で親に見せるなどしていた。

　また白バイに乗車しての記念撮影、パトカーのペーパークラフト作りのほか、大江と府立工業の両高校が制作し、特殊詐欺や自転車盗に注意を呼びかける動画5作品を放映、防犯意識の向上も図った。


写真＝白バイってかっこいいね