夏休みの自由研究にも 化石のまち夜久野でレプリカ作りの体験教室
2022年08月30日 のニュース
アンモナイト、ビカリア(巻貝)の形をした石膏に好きな色を塗って楽しむ「化石レプリカ作り」の体験教室が、京都府福知山市夜久野高原、道の駅農匠の郷内、市夜久野町化石・郷土資料館で開かれた。市教委主催で、市内外の親子が参加した。
夜久野町で多く出土する化石について知ってもらおうと毎年開いているが、新型コロナウイルスの影響で開催は3年ぶり。午前、午後の2回に分け、各回10人ほどの参加を受け付けた。
午前の部は13人が参加。ホタテガイやウミユリ、三葉虫など、本物から型を取ったレプリカを一つ選び、ピンクや青色などで幻想的な色合いに仕上げたり、本物の写真を見ながら同じように色付けするなど思いおもいに作業をした。
舞鶴市から参加した倉梯第2小学校6年生の儀天舜己君は「夏休みの宿題がまだ終わっていないので、自由研究にしようと思って参加しました。本物に近い色にして化石の色や形について調べて帰りたいです」と話していた。
写真=化石のレプリカ作りを楽しんだ