農匠の郷で野菜や花の苗交換会 無償配布も用意
2023年06月16日 のニュース
持続可能な社会づくりの一環として、京都府福知山市夜久野町の住民組織、夜久野みらいまちづくり協議会は24、25両日、夜久野高原の道の駅農匠の郷=平野=で、野菜や花の苗交換会を開く。用意した苗の無償配布もする。
協議会のスペシャル班(田村孝利班長)が昨年に続いて計画した。
花、野菜の苗は、余剰生産や育ち過ぎて規格外になったものを、栽培農家が廃棄するケースが少なくない。そこで、こうした苗を生かすことで、栽培を促進し、食料自給や環境美化を進めようという企画。
交換会は余剰分のポット苗を持ち込み、希望するポット苗を同数持ち帰るのが基本ルール。これとは別に、主催者が用意した苗も自由に持ち帰れるようにする。野菜は黒大豆、サツマイモ、キュウリなど。花はサルビア、ベゴニアなどがある。1人5ポットまで。栽培指導もする。
「昨年の交換会は2日間で約100人の来場がありました。農家だけでなく、一般の方も気軽にお越しください」と呼びかけていて、苗をもらうだけでもよい。場所は道の駅の高原市付近。時間は両日午前10時から午後3時までだが、苗がなくなり次第終了する。雨天決行。
写真(クリックで拡大)=昨年の交換会。今年も農匠の郷を会場に開く